ネイルサロンではなぜハンドマッサージをするの?
ネイルサロンの人気はジェルネイルの話題の上昇に伴いどんどん上がっています。
テレビに出ているモデルさんや芸能人もお気に入りのネイルサロンがある方がほとんどで、
タレント・一流モデルのローラさんのようにネイルで賞を受賞するように注目されるようになってきました。
ネイルサロンは今では多くの方がいくようになっているのですが、
ただジェルネイルをネイリストさんがやってくれるだけではなく、その前にハンドマッサージをしてから
ネイルに取り掛かるところが多いんです。
では、なぜネイルサロンではハンドマッサージを行うのでしょうか?
ネイリストさんのお仕事は本来お客様の爪をきれいに彩ることがメインです。
しかし、その作業をする際には、ハンドネイルであろうとフットネイルであろうと担当のお客様とマンツーマンの状態になります。
ハンドマッサージはハンドクリームやローション、アロマオイルなどを使って滑りをよくしてマッサージ効果とリラックス効果を狙います。
多くの方がサロンで行うハンドマッサージはネイルケアの一環だと考える方がほとんどなのですが、
実はコミュニケーションというのが一番大きな目的になります。
お客様がリラックスしてくれたほうがネイルを施術する側としてもやりやすいし、
それらの作業中でもコミュニケーションも取りやすくなります。
ネイルに関しても何かあった時に、そのお客様の担当ネイリストが連絡を取りやすい状況のほうが大事なことになります。
そして、疲れた時に手の平をもむとコリがほぐれてリラックスした気持ちになったり、
不安な時に手を握ってもらうと安心感が得られるように、手に触れるということで心が落ち着く作用があるのです。
身体の不快感やツボを押すことで、症状を改善するだけではなく精神的なリラックス効果も得ることができるんですね。
セルフネイルでのハンドマッサージ
セルフネイルをする場合は、ネイルサロンのようにネイリストさんに手をマッサージしてもらうわけにはいきません。
ですが、セルフネイルでも片手で、もう片方の手をマッサージしてあげることはできます。
それに、特に難しいツボなどもそれほど気にする必要もありませんよ♪
では、ハンドマッサージで得られる効果であるリラックス効果、コリや疲れを取る効果、
血行促進により爪や指先の栄養をたくさん送る働きなどはどうなるのか見て行きましょう♪
ハンドマッサージ自体は難しいものではありません。
ツボや体の状態がわかるようにコミュニケーションをとることができれば誰にでも行うことができます。
自分でハンドマッサージを行う場合は・・・
まずは自分の肌になじみやすいハンドクリームを用意してください。
寒い時期は特にハンドクリームを手のひらで温めてから指先から手首までまんべんなく塗っていきましょう。
肩こりや首筋の疲れを取るためのツボとして有名な合谷(ごうこく=親指と人差し指の付け根の筋肉部の中心にあります)は便秘解消にも効果的と言われています。
また、神経性疲労に効く老宮(ろうきゅう=手のひらの生命線の下側の開始点付近にあるツボ)なども疲れが取れる良いツボで、セルフマッサージができます。
さらに、爪の成長と爪の根元のささくれ予防などに効果的なマッサージがあります。
やり方は簡単でツボ刺激ではありません。
片手の人差し指と親指にハンドクリーム(普通にニベアとかでOK)を付けて、
指の付け根から指先までらせん状にねじるような動きで引っ張りながらほぐして行きます。
このようにハンドマッサージを行っていくことで、疲れや身体の不調も取りながら爪の新陳代謝も促してきれいな爪を作って行けるんですよ♪