爪のでこぼこ状態にはどうしたらいいの?
爪はケラチンというタンパク質でできています。健康な状態であれば半透明な薄いピンク色で艶がありますが、色や形がおかしいなどの異常がある場合には何らかの病気がの可能性もあるため注意が必要です。
でこぼこになってしまう状態は様々なものがあります。縦線が入っている状態や横に走る水平の溝や波打った水ができている状態、先端が湾曲している状態が挙げられます。
縦線が入っている状態の原因は老化などによって乾燥が引き起こされることで起こります。老化を防ぐためにも乾燥対策をすることが大切です。ハンドクリームを塗る時にきちんと指先までしっかり塗るようにしたり、乾燥を防ぐキューティクルオイルを塗ることも効果的だとされています。
日頃から水回りの家事をする時にはお湯ではなくぬるま湯を使ったり、トイレの後はハンカチで拭くことなども良いとされています。
横線ができている状態は栄養不足かチフスなどの病気、甘皮が傷つけられることで細菌などに感染してしまったことなどが考えられます。
対策としては、指先などはいつも清潔を保つようにして、正しい甘皮の処理方法を行うことが大切です。セルフケアが苦手な場合にはネイルサロンを利用することも良いとされています。
栄養不足が原因の場合には、レトルトやカップラーメンなどの回数を減らして、主成分であるタンパク質が豊富な肉類や魚介類、卵、乳製品、大豆製品などや亜鉛の多い牡蠣やノリ、納豆などをバランス良く接していきます。
爪が薄くなって湾曲している場合には、栄養状態などが影響しています。考えられる原因としては、無理なダイエットや不規則な生活などが挙げられます。
改善するためには、同じものしか食べなかったり、極端に食事を減らす、絶食するなどの極端な食事制限を行うダイエットはやめるようにして栄養バランスのとれた食事を心がけていきます。体重が減っても体調を崩しては意味がないため、カロリーコントロールと運動によるダイエットがベストと言えます。
また、爪は体調に大きく影響される部分のため不規則な生活も現れてしまいます。なるべく規則正しい生活を心がけて質の良い睡眠をとるようにしてきます。
でこぼこになってしまっている場合には、薄さにもよりますがケアすることで目立たなくすることも可能です。
バッファーとシャイナーという二つの道具を使って、バッファーで表面を削ってシャイナーで磨くと綺麗になります。
しかし、爪を綺麗に保つには毎日の生活が大切です。